2007年8月21日のトヨタの株価は6610円で続伸です。日経平均も200円近い上昇となっており、トヨタの株価もその流れに沿った形となっています。
トヨタの株価は先週に6130円の安値を付けた後は急反発しており、現在もその上昇トレンドを継続中です。
トヨタの株価が6000円に迫る急落を見せたのは、すでにご存知の方も多いかと思いますが、米国のサブプライムローン問題に端を発した世界同時株安のためです。
この問題に関してフランスの大手ファンドが凍結されるなど、損失が世界に拡大していることから信用不安が広がり、それが日本株にも波及しました。
この問題は外国為替相場にも多大な影響を与え、それまで低金利の日本円を調達して高金利通貨で運用するという円キャリートレードが活発に行われていたのです。
が、株安の影響で資金の回収が広がりその結果円の買い戻し、つまり円高が進行しました。
トヨタは言わずと知れた輸出企業ですから円高の影響を受けやすく、そのことも嫌気されて、トヨタの株価は急落となったわけです。
米国FRBが緊急利下げを行った結果、米国株が反発しその流れは欧州や日本でも続いています。
トヨタの株価が反発しているのはこの流れですので、今後、信用不安がさらに解消されて買いトレンドになるか、正念場と言えそうです。
トヨタの株価をチャートで分析すると、先日の安値をつけた急落時にボリンジャーバンドの下限を下回りました。
その後の反発は、まずボリンジャーバンドの中に収まることから開始しているので、当面ボリンジャーバンドがサポートとして意識されそうです。
現在、ボリンジャーバンドの下限は6491円。トヨタの株価がこの水準の維持するかを確認してからの買いがよいでしょう。